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SURLY - KARATE MONKEY

執筆者の写真: Takayama FamilyTakayama Family

更新日:2020年6月2日

AST FOREST Yujiroです。


今回は私の好きなBIKEについて少し書きます。



SURLY。


無限大にカスタム可能で、自分の思う通りの形にすることができます。


私は現在2台所有しており(いわゆる私情車)、そのうちの1台KARATE MONKEYのご紹介。




まず、なぜKARATE MONKEYを組もうと思ったのか。


理由は簡単。かっこいいから。乗ってみたいから。


パーツのことは後から考えるとして、まずはフレームセットを購入。


フレームを買うとリジットフォークが付いてくるというミラクルな設定なのです。


この時点で一先ずフルリジットで組み立てるという構想になりました。




フレームが届いてからはパーツ構成を考えて、あるものは使うというスタイル。


フレーム規格は、


・ヘッドセット 44mm

・BB 73mm スレッド(ねじ切り)

・シートチューブ径30.9mm

・フロントフォーク幅110mm(Boost)

・フレームリアエンド幅145mm(Gnot-Boost)


注目はフレームリアエンド幅。145mmは通常では存在しない規格なのです。


しかし、KARATE MONKEは「142mm規格と148mmBoost規格の間にしておけばどっちもいけんじゃね!?」というもの。


別売のアダプターを取り付ければ135mm 9mmQRも取り付け可能です。


本来、142mmと148mmですとホイールの互換性がなくホイールを買い換えないといけないのです。


自転車の中では大きなパーツであるホイールは買い換えるのに大きな出費。


完組ホイールにしても最低でも3〜5万円かかってしまいます。


元のバイクから丸々パーツ移植できるのがSURLYの特徴で、最低限のパーツ交換だけで完成させることが可能。= SURLY最高!!



フレームが手元に届いてからパーツ集めからスタートしたのですが、AST和光本店で使用していた試乗車(試乗車)から外したパーツが余っているはず!と思い和光本店へ。


掘り起こしたパーツは、


・Chris KING inset1ヘッドセット

・ROCKSHOX REVERBドロッパーシートポスト

・AVID ELIXIRブレーキセット

・SRAM CENTERLINEブレーキローター

・SRAM ブレーキ台座

・MAVIC CROSSMAX PRO CARBON


まずまずの収穫(笑)


手元にあるものは、


・DEITY CZ38SPECIALハンドルバー

・DEITY COPPERHEAD31.8mm/50mm

・DEITY SPEEDTRAPサドル

・DEITY BRADERUNNERペダル


リアディレーラー・シフター・カセットなども手持ちでありますが、そこは譲れないポイントでSRAM EAGLE 12sを使用したい!


ということで、新たに購入したものは


・SRAM GX EAGLEシフター

・SRAM GX EAGLEリアディレーラー

・SRAM GX EAGLEチェーン

・SRAM PG-1234 EAGLEカセット

・SRAM X7クランクセット

・SRAM GPXボトムブラケット

・FORMOSAナローワイドチェーンリング34T

・WTB TRAIL BOSS 29×2.4


けっこう新しいパーツ買ってんじゃねーか!という声が聞こえてきそうですが、そっとしておいてください(笑)


パーツが揃ってしまえば丁寧に組み立てして完成。(組み立てに関しては割愛)



男前フルリジットなマウンテンバイクができあがりました。


サスペンションない分相当軽いです。(重量は計っていません...)


正直なところ、この仕様では山では走っていません。


主に街乗り+グラベル程度、秩父は街中を探すと意外と未舗装路があります。


田舎のツーリングにはピッタリなフルリジット。


しっかりしたタイヤを選ぶことで舗装路でも未舗装路でも快適に走れます。


私的しっかりしたタイヤはWTB TRAIL BOSS。このタイヤ好き。


サイドノブがしっかりしているので未舗装路ではグリップし、センターノブが連なっているので舗装路では転がりが軽いのです。


フルリジットであれば仕様用途は山や未舗装路だけではなくなりますね。


フレームとフォークには複数のダボ穴があるので前後キャリアを取り付けしバイクパッキングして旅やキャンプに行ってもOK!


いつかは荷物を積んでのんびりとバイクパッキングしてみたい。


そんないつかはいつなのか...





そしてそして、やっぱりKARATE MONKEYでトレイルを走りたい!


そう思ってしまうのは、私がマウンテンバイカーだからなのか。


トレイル走るならフロントサスペンションが欲しい。


思い立ったら行動!ということで、手元にあるパーツでサスペンション化。


使用パーツは、

・ROCKSHOX REVERATION

・Chris KING inset7

・DEITY SKYWIRE

・DEITY COPPERHEAD35mm/50mm

・SDG BEL-AIR2


思っていた以上にハンドル位置が高くなりすぎてしまったので、ハンドル・ステムはポジション調整のため交換。


サドルは女性でも乗れるように(一応試乗車なので)ちょっと柔らかめのSDG BEL-AIR2に交換。

だいぶ贅沢なKARATE MONKEYが完成。


結局突き詰めて好みの形に寄せるとこうなってしまうんです。


それでもいいんです。SURLYだもの。






乗り味は抜群に良い!フレームのしなりが非常に優しい!


ガシガシ攻めて走るよりもフワフワ気持ち良く走る方が向いています。


と、のんびり走りそうなことを言いつつも、注目はリアタイヤとシートチューブのクリアランス。


めちゃめちゃリアを詰められるんです。


やろうと思えばいくらでも機敏な動きができるんです。


クイックなコーナーリングや根っこや埋まった石を使ったジャンプ・マニュアル、いくらでもできちゃう。ウイリーなんて一瞬でまくれちゃう。


なんだか上手くなった気分にまでなってしまいます(笑)




だいぶ長々と綴りましたが、私の考えるSURLY KARATE MONKEYの良いポイントは、

・旧規格のマウンテンバイクからの載せ替えが容易

・チープな手持ちのパーツでも組み立ててもカッコよく仕上がる

・用途は問わないフレキシブルバイク

・脚力がなくてもフレームのしなりでよく進む

・テクニックがなくてもフレームのしなりで操りやすい

・リアサスペンションがなくでもフレームのしなりで身体に優しい

・チェーンステーが短いのでペダリングのレスポンスが良い

・乗り手が本気を出せば応えてくれる

・傷が付いてもなんだかとてもカッコよい

・毎年カラーが変わっても型落ち感がない

・10万円くらいでフレーム・フォークセット買える


思いつくだけでもざっとこんなにあります。


興味があれば是非ご来店ください!いつでもご相談に乗ります。


当店でご購入を検討中の方は試乗可能です。


もうそろそろ暖かくなってきますしSURLYで遊ぶ準備をしましょう!!



AST FOREST Yujiro

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